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『百鬼夜行少年 アンソロジーイラスト集』短期連載

【 其の一 】『百鬼夜行少年』 Izumi先生 チラ見せ&プチインタビュー

 2017年12月20日の、『百鬼夜行少年 アンソロジーイラスト集』の発売を前に、収録作品をチラっと見せつつ、イケメン妖怪が完成に至るまでのお話を、ご参加くださった作家さんに伺う短期集中連載が全2回でスタートします。

 

今回、お話を伺うのは、カバーイラストにもなっている「煙々羅」を描いてくださったIzumi先生です!

「煙々羅」は、鳥山石燕による創作と考えられている煙の妖怪です。そのため、伝承もなく、詳細も不明。まさに、煙のようにつかみどころのない妖怪なのです。

 

 

 

Q.資料としてお送りした「煙々羅」の絵を最初に見たときの印象を教えてください。

 

初めて聞いた妖怪だったので、逆にイメージが定着している有名な妖怪と違って描きやす思いました。

 

Q.描きたいイメージはすぐに決まりましたか?

私はイメージが決まるまで、あれこれ悩んで、結構時間がかかるほうなのですが、今回の「煙々羅」は比較的早く決まりました。

まず、「羅」の意味から薄い透ける布地を纏った和装のキャラが思い浮かびました。あとは、煙のような、雲のような曲線の印象を元絵から強く受けたので、衣装の模様や飾り、背景にもそうした曲線をたくさん使おうと決めました。

※羅=薄い絹織物の一種。

 

「煙々羅」ラフ(一部)

 

Q.キャラクターの性格などは考えましたか?

人間ではなく、妖怪なので性格はあまり考えませんでした。

とにかく、煙や雲のような曲線のイメージのキャラにしようと。存在自体が煙とか雲のような。

人間性を抜きにしてのイメージで描きました。

 

「煙々羅」線画(一部)

 

Q.色はどう決めましたか?

着物の素材が薄くて透ける布なので、色も白や薄いグレーを基調に考えました。全体的にモノトーン調になりましたが、ところどころ、少し違う色も入れて暖かみもだしました。

 

Q.最後に完成した煙々羅のイラストで、ここを見てほしい!ここがお気に入りという点はありますか?

まず、足と二の腕!

それに、煙みたいにたなびく着物。首に巻いているマフラーのような布も、雲のように描けて気に入っています。

 

「煙々羅」完成画

 

というわけで、Izumi先生のインタビューでした。Izumi先生ありがとうございました。

Izumi先生が描く、麗しい「煙々羅」が表紙の『百鬼夜行少年 アンソロジーイラスト集』は12月20日発売です。ぜひ、手にとってご覧くださいませ。

 

本連載、2回目は来週の更新予定です!

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