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世界的な著名人の文字から、道ばたで拾った名もなき字まで。
くせ字蒐集家の井原奈津子氏が採取した、
めくるめく「くせ字」の世界を紹介する書籍『美しい日本のくせ字』が今秋発売となります。
こんな字を書く人は、いったいどんな人なのか?想像しながらお楽しみください!

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#001
新聞記者の字
(急がば回れ編)

この字を書いたのは、新聞社に勤める40代の男性。
会社に入ったばかりのころ、先輩から「三筆」と呼ばれていたそうだ。
三筆とは、能書(文字を上手に書く人)のうち、
最も優れていると言われる3人のことで、
平安初期の空海・嵯峨天皇・橘逸勢を指す。
ほかにも2人、このような字を書く新入社員がいたらしい。
もちろん、ユーモアを交えた皮肉であることは間違いない。
この字がこんな形になっている一番の理由としては、「急いで書いているため」だと思われる。
しかし、マネしてみるとよりわかるのだが、急いでいる割にはかなり無駄な動きが多い。
それなのにこの書き方を止めないのには、二つの理由が考えられる……。その理由とは?

高学歴、頭脳明晰な方々が書く字にこめられた意味をどう読み解いたかは、本編にて! 
それにしても、門構えの中が@(アットマーク)みたいですね……。

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ない

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自分

福岡

連結


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有名人の字から道端で拾った字まで。くせ字から日本が見える!
『美しい日本のくせ字』
好評発売中!

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Profile
井原奈津子
くせ字愛好家。1973年、神奈川県生まれ。
多摩美術大学卒業後、主にエディトリアルデザインに関わる。
現在は筆耕、習字の指導などを行う。
「くせ字練習会」など手書き文字のワークショップも開催。