からぬけ落語用語事典
落語の「なぜ?」がたちまち分かる
落語に出てくる、難しい言葉が即分かる!すごい事典。言い立てに出てくる言葉もすぐ引ける!「からぬけ」って、なんだったけ?分からなかったら、購入をおすすめします。
火の玉食うって何??
『明烏』の若旦那は、火の玉を食っていた!? →ひのたまくう【火の玉食う】→そどく【素読】
落語を聴いて「あの噺に出てくる、あれって何?」「落語ならではの言い方なの?」「言葉がよく分からない」……など、初心者には、難しい落語の疑問を解決してくれる、うれしい事典。熟練者にとっては、用語解説を読むことで知っていたつもりが解消できる、目からウロコの事典です。いつでもどこでもさっと事典を引いて、落語の「なぞ」を解くことができます。
- Format:四六判正寸
- Size:188×130mm
- Pages:320Pages(1Color)
- Binding:ソフトカバー
- 発行元 :PIE International
- ISBN:978-4-7562-4998-2 C3076
- 著者:本田久作
本田久作:1960年大阪生まれ。新作落語の創作を始め、児童書作家や小説家として、またその他のジャンルでライターとしても活躍。新作落語の作品に「仏の遊び」、「落ち武者」、「按摩の夢」、「蛙の子」、「幽霊蕎麦」、「柏木」、「玉手箱」、「恵比寿の鯨」など。共著に『柳家喜多八膝栗毛』(まむかいブックスギャラリー)。著書に『開ける男』(ポプラ社)、『江戸っ子しげぞう』(ポプラ社)。
◆落語の「なぜ?」を解説している掲載用語例
・『長屋の花見』『黄金の大黒』の大家は、店賃をもらわずにどうやって暮らしていた?→おわいや【おわい屋】→そうごうか【総後架】→しごもえ【下肥】
・『蝦蟇の油』の四六の蝦蟇は、どこにでもいる?→しろくのがま【四六の蝦蟇】
・『錦の袈裟』の花魁は、なぜありんす言葉を使わない?→さとことば【里言葉】
・『金明竹』の「古池や」の掛け物は国宝?→ばしょう【芭蕉】
・『山崎屋』の鳶の頭と花魁は、義理の兄妹?→おやもとみうけ【親元身請け】
・『不精床』『無精床』は、どちらが正しい?→ぶしょう【不精】
・『抜け雀』で、黒の羽織が赤くなった理由は?→あかはぶたえのくろもんつき【赤羽二重の黒紋つき】
落語をもっと知りたい! 理解したい!と思っている人々に、必ずお役に立つ一冊です。
一家に一冊、ひとりに一冊!
気になったらすぐさま引いて、学べる・楽しめる事典です。