美の魔睡 邪宗門
定価 (本体2,000円+税)
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匂い立つ妖美と神秘の詩世界。時を超え、白秋の言葉の魔術にかかるーー。
近代日本の大詩人・北原白秋の処女詩集『邪宗門』。「邪宗門」とは江戸幕府によって禁制とされたキリスト教のこと。白秋は自らを、秘密の信仰を守った切支丹(キリシタン)になぞらえ、神秘や官能、妖美な幻想への耽溺を唱え、異国情緒あふれるイメージを華麗な言葉で織り上げました。近代文学史における象徴詩の金字塔ともいえる詩集を、大川裕弘氏の美しい写真とともにビジュアルブック化しました。
- Format:A5判変型
- Size:160×128mm
- Pages:256Pages(Full Color)
- Binding:ソフトカバー
- 発行元 :PIE International
- ISBN:978-4-7562-5372-9 C0070
- 詩:北原白秋 写真:大川裕弘 編:谷村鯛夢(編集工房・鯛夢)
北原白秋:1885年(明治18年)、九州・柳川生まれ。童謡を含む幅広い作品で、日本の近代文学に偉大な足跡を残した詩聖。処女詩集『邪宗門』でエキゾチック感覚の象徴詩人として知られる。