色の秘めたる歴史 75色の物語
定価 (本体2,300円+税)
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欧米のベストセラーで読む、色が変えた歴史の物語
フェルメールの贋作を露見させたコバルト・ブルー、パンクの同義語になった蛍光ピンク、軍事戦略を変えたカーキ、多様性にともない色域の幅を広げたヌード・カラー……。本書は、アートやファッション、流行色などの文化史から、化学や政治的なトピックまで幅広く取り上げ、欧米でベストセラーとなり、20言語で翻訳された色彩エッセイです。
待望の日本語版は、豊富な図版を加えた特別編集で、より読みやすくなっています。
待望の日本語版は、豊富な図版を加えた特別編集で、より読みやすくなっています。
- Format:A5判
- Size:210×148mm
- Pages:320Pages(Full Color)
- Binding:ソフトカバー
- 発行元 :PIE International
- ISBN:978-4-7562-5695-9 C3070
- 著:カシア・セントクレア 訳:木村高子
カシア・セントクレア:作家(イギリスの40歳以下のベストセラー歴史作家の1人)、エッセイスト。『エコノミスト』誌「著書と芸術」部門の元編集アシスタント。本書のもととなった『エル・デコレーション』誌のコラムをはじめ、多数のファッションやインテリア雑誌で色彩関連の連載を持ち、欧米のさまざまな美術館で講演を行う。
木村高子:英語・仏語翻訳家。フランス・ストラスブール大学歴史学部卒業、早稲田大学大学院文学研究科史学(考古学)専攻修士課程修了。スロヴェニア在住。訳書に『科学でアートを見てみたら』(原書房)、『色――世界の染料・顔料・画材』(共訳、マール社)、『グランゼコールの教科書』(共訳、プレジデント社)ほか。