実家の家猫、福は13歳です。
福ちゃんの息子 鼻吉は12歳。
猫は、「寝子」というくらいに、一日のたいはんを寝て過ごします。
いつのまにか猫のごはん皿になっていた、母へのポルトガル土産。
トビコムナ キケン! 母の絵です。
猫たちに向けて書いたわけではありません。
鼻吉が小さい頃、たまにカラの洗濯機に飛び込んでいました。
蓋を開けたままにしては危ないので、自戒をこめて書いたようです。
同じく母の落書き。
玉屋の「玉」の字から、猫の「タマ」を連想したのでしょう。
玉の字に耳や手がついています。
猫専用の薬箱だったようです。
当連載は毎週火曜日更新予定です。
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9月上旬発売
『庭猫』(にわねこ) →詳細はこちら
庭の常駐猫、アフとサブ。ある日振り返ると、網戸に張り付いていた。「ご飯はまだか」。
その日を境に、毎日欠かさず張り付くようになり…。
家で飼う猫と庭に住み着いた猫、飼い主の日常。
家族と猫たちの、ちょっと不思議であたたかい写真集。
ISBN :978-4-7562- 4694 -3 C0072
定価:1,400円+税
プロフィール
安彦幸枝
東京都目黒区生まれ。
武蔵野美術大学短期学部卒。東京総合写真専門学校夜間部卒。
父のデザイン事務所でアシスタントをつとめた後、写真家 泊昭雄氏に師事。
書籍・雑誌、広告などのために、内外の風景や人、食べ物を中心に撮影している。
現在、酒場の写真集も準備中。