ついに、、、『マン・オブ・スティール』で幕を開けた、DCコミックスの作品世界を融合させた映画プロジェクト、DCエクステンディッド・ユニバース(DCEU)が、明日公開の『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 』から本格始動しますね。

先日のマスコミ向け試写会にて、弊社スタッフも(私ではなく『DCコミックス アンソロジー』の担当編集氏が!)ひと足お先に観覧させていただいたそうです。大興奮の2時間半超とのことでしたが、その感想はここでは控えさせていただきます。なんせ、PIE宣伝担当の私もまだ観ておりませんので、「感想なんて聞きたくもないわ(笑)」と、何か言いたげな編集氏を追い返してしまいましたからね。

 

▲『BvS』のワンダーウーマン

 

とはいえ、ひとつだけどうしても伝えたいことがあると編集氏。何かと聞くと、ひとこと、

「ワンダーウーマンが、本当に素晴らしいぞ」

と、それだけ言い残して去っていきました。。。

 

うむ、これを聞いてしまうと、わかる人にはわかると思いますが、がぜん期待が膨らんでしまいます! 「そりゃあ、バットマンとスーパーマンがかっこいいのは、予告編を何度も観てるからもう心配してない! でも、ちらっとしか出てこないワンダーウーマンは、映画を観るまで正直ちょっとどんな感じかわからん!」 と思っていた人がほとんどでしょう。ですが、ここにきて、ひと足さきに観てきやがった編集担当様から(悪意が漏れててすみません)、こんなにありがたい、「大丈夫、ワンダーウーマンですよ」的な言葉をいただこうものなら、これはもう完全に安心して劇場に足を運べるというものではないですか!!!

 

……少し冷静になります。『バットマン vs スーパーマン』なのに、なぜワンダーウーマンなの? そもそも、なんで映画のポスターはバットマン、スーパーマン、ワンダーウーマンの3人がメインなの? という話もあるかと思います。

しかし、これは往年のDCファンなら当然知っていることですが、これからDCEUで描かれていくのは、DCコミックスのヒーローたちによって結成されるジャスティス・リーグの活躍です。そのジャスティス・リーグを構成する中心メンバーの中の紅一点であり、ビッグ3と呼ばれる3人の柱のひとり。だのに、なぜか実写化はこれまでほとんどされてこなかった、ちょっぴり不遇なキャラクター(だけどファンは超絶実写化してほしかったキャラクター)なのです。今後、2017年には単独映画『ワンダーウーマン』も予定されており、そのデビューとなる本作が成功しようものなら、今後の楽しみが2倍にも3倍にも広がろうというものです。

 

ワンダーウーマンは、初期DCコミックスで女性が活躍するコミックを作りたいという、フェミニズム思想を体現したキャラクターとして誕生しました。しかし、なみなみならぬ編集・ライター・アーティストたちの努力により、思想的な意図を超越したディテールと魅力を備えたキャラクターとしてバットマン、スーパーマンと同等の人気を備えるヒーローとなり、長くさまざまな世代のファンに愛され続けて今日に至ります。

そして、その端緒は、先日発売になったばかりの弊社刊、DCコミックス公式編集の『DCコミックス アンソロジー』を読むと理解できると思います。本書には彼女が登場するエピソードも多く、時代によってビジュアルや描かれ方も違ってくるので、映画とはまた違った魅力もあれば、映画につながる魅力も発見できますよ。

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▲『DCコミックス アンソロジー』収録の、初期ワンダーウーマン

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▲アレックス・ロスが描くビッグ3

 

 

そして、もうひとつお勧めしたいのは、ワンダーウーマンをもっとも魅力的に描くことができるアーティスト、アダム・ヒューズによる画集『カバーラン』(弊社刊)です。アダム・ヒューズは、キャットウーマンやワンダーウーマンを始めとするDCコミックスの女性キャラクターを中心に、多くの特徴的なカバーアートを描いています。本国で大ヒットしたこの画集を数年前に弊社で発刊しましたが、この画集はぜひこれからのDCEUの広がりとともに、いまこそ手に取っていただきたい1冊なのです。

 

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▲『カバーラン』収録のアダム・ヒューズによるワンダーウーマン。力強く、しかし、しなやかで、魅力あふれる彼女のアートが山盛り収録されています。

 

もし、映画を観てワンダーウーマンの魅力に気づいた方がいれば、ぜひ『DCコミックス アンソロジー』と『カバーラン』で、さらなる彼女の魅力を探ってみることをおすすめします。

ともあれ、まずは明日公開の『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』を楽しみにしましょう!

どんなワンダーウーマンがザック・スナイダーの手によって描かれるのか、早く確かめたくてたまりませんね。もちろん、バッツ、スープス、アルフレッド、そして下馬評高いジェス・アイゼンバーグ演じるレックス・ルーサーも楽しみです。

そしてじつは、盛り上がりをみせるDCEUの波に乗って、今年は弊社からあと数冊、DCコミックス関連書籍をリリースする予定です。そう、もちろんあの映画に合わせてです。その続報はまた後日お届けしますので、そちらもぜひお楽しみに!