#今月の本屋さん 「ひるねこBOOKS(東京・谷中)」
2016年1月に東京・谷中の「谷中キッテ通り」沿いに開店してから5年が経ち、2021年4月に同じ通り沿いの、ほんの百メートル先に移転した「ひるねこBOOKS」さんにお邪魔しました。
ひるねこBOOKSさんは、これまで絵本や北欧をテーマとした新刊・古書を扱っており、ギャラリーも運営されていました。またその名の通りネコをテーマとしたイラストの展示も多く、いつ訪れても新鮮なクリエーターに出会えるという、谷根千でも出色の本屋さんです。さて新しいお店はどんな感じでしょうか。
入口すぐのところに、文庫本などの古書。
そしてしっかり一部屋、ギャラリーが!クリエーターにとっても地元の人たちにとっても大歓迎ですね。9人のイラストレーターさんによる「ねこの一筆箋まつり」を開催中でした。
一筆箋を購入。なんだかんだよく使います。
さらに奥に進むと、素敵な絵本棚が出現。大型本も余裕で置ける新刊台です。ご近所さんに特注で作ってもらったそう。
グッズも多数。「猫手」しおりは、「本にはさむと手が透けないのでスゴク邪魔!」(笑)。
さらにお部屋が。ここでも作家さんのトークを聞いたりイベントができるそうです。奥に座っているのは不忍ブックストリートのマスコット、「しのばずくん」です。
北欧関連の本や絵本、洋書もたくさんあります。
これまでもクリエーターさんと人々をつなげてきたひるねこBOOKSさんですが、さらにしっかりしたギャラリー、イベントスペースを兼ね備えたことで、これからどんな文化交流がこの谷根千で起きるか楽しみです。
ひるねこBOOKS
公式サイト: https://www.hirunekobooks.com/
(書き手&撮影:PIE 三芳)
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