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    コミックアート

    『EYE YONEYAMA MAI 米山舞 作品集』制作の裏側(特装版)

    ※特装版は完売しております。
    ※再販の予定はございません。

    通常版に続き、今回は特装版です!こちらも「先に知りたくない」「現物を手に取った時に自分で発見したい」方は発売後にお読みいただけると幸いです。
    ※特装版は数に限りがございます。販売に関する情報の詳細は下記ページ<直筆サイン入り特装版販売!>をご覧ください。
    https://pie.co.jp/news/4871474/

    ▼こちらが特装版の全内容左上:ハードカバーに仕立て直した画集を、特製のアクリルケースに収納。
    右上:こちらも特製の外箱(段ボール)。目がないのはアクシデントから生まれたデザインです。(後述します!)
    手前:アートカード4枚。両面印刷なので絵柄は8種類あります。(※イラスト変更の可能性あり)
    全部入って39,600円(税込)、重さ約3.5㎏(!)

    上の画像のように、画集を収納したアクリルケースにそのときの気分で飾りたいアートカードを差し込み、立てて飾れる仕様です。そう、このアクリルケースはただのケースではなく、米山舞の作品を飾る額縁なのです!

    【特装版の画集について】

    通常版とは違い、ハードカバーに仕立て直した画集。こちらは通常版のベルベットPPは使われておりませんが、画集のタイトル『EYE』の名にふさわしく、目の部分だけ光る加工を施しています。特装版だけの特別な仕様です。「光らせたい、でもぷっくりはさせたくない」ということで、「LCスポット」というコーティングを採用しました。

    本物の眼球のようなぬらりとした光が美しいです。(というか近くで見るとなお、本当に作品自体が…線が、色のグラデーションが、影や光が、本当に美しいです。)

    【外箱について】
    特装版が購入された方の手元に届くときは、この外箱に収納された状態で届きます。

    開くとこのような感じです。

    外箱のイラストに目がないのは、実はアクシデントから生まれたデザイン。
    入稿の際、意図せず目がない状態で印刷所へ入稿(!)してしまったとのこと。
    出来上がった外箱を見て驚いた制作陣でしたが、米山さんから「なにかのタイミングがあれば、私が直筆で目を入れたりするのってどうでしょうか?」というアイデアが。
    「それ、もしかして最高なのでは?」ということでまさかのこのままGO。目がない外箱デザインの完成です。
    ※現在決定しているPARCO MUSEUM TOKYOでのサイン会では、現状直筆の目入れは予定しておりません。
    ※サイン会詳細については下記PARCO MUSEUM TOKYOの記事をご覧ください。
    https://art.parco.jp/museumtokyo/detail/?id=1206

    【特装版限定「扉(章の区切りページ)」のデザイン】
    通常版・特装版ともに、章の区切りにはイラストの「目」に寄ったモノクロのページが挟まれています。
    しかし、特装版にはさらに特別なページが。

    扉の前に、目の部分だけカラーで印刷したアクリルのページを挟んでいます!

     

    他にどのイラストのどの目が挟まれているかは、購入後のお楽しみに!

     

    【印刷の技法について】

    今回通常版・特装版ともに、普通量産するものである「本」ではあまり使わない印刷方法を採用しています。
    それが、「FMスクリーン」です。

    本など量産するものには基本的に「AMスクリーン」という4色(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)の細かい点(網点)の大きさを調整することにより、色調や濃淡を表現する技術を採用します。安定性に富み、鮮やかに印刷できる定番の印刷方法です。ルーペで覗くと見えるのですが、細かい点(網点)が無数に並んでいるのが見えます。


    しかし、米山さんが表現する美しい色のグラデーションや目の光、1枚の作品のなかでピントが合っている部分と合っていない部分の差を、なるべく普段みなさまがWEBやSNSで見ているまま、画集に再現したい!それが、米山舞の商業初画集をパイ インターナショナルで出す意味であり使命だ!という編集担当の強い思いにより、今回は網点が出ない「FMスクリーン」を採用することに。

    AMスクリーンと違って網点が出ないことで、より米山さんが描いたままの作品に近い状態で印刷することができます。網点が目で見えないレベルに細かく、重なり合わないので、色味がにごらないことも特長。本というより、複製原画に近い印刷方法です。

    左がAMスクリーン。右がFMスクリーン。
    FMスクリーンには網点が出ず、米山さんが描いた作品に近い状態を再現しています。

    インキには黄色や紫が蛍光っぽく出る特別なインキ、高彩度インキを採用しています。
    とにかく目がきれいに再現できているのでぜひ注目してみてほしいです!

    ▼こちらがFMスクリーンで刷り上がった中ページ。長野県のシナノ印刷さんでの印刷に立ち合いました。

    ▼印刷中の様子

     

    わたしたち出版社も完成が待ちきれない…!

    米山さんが描いてきた既存作品のほかに、今回の個展「YONEYAMA MAI EXHIBITION “EYE”」で展示される新作や、描き下ろし作品のラフスケッチ、特装版・通常版で異なる米山さんによるあとがきなど、米山舞のすべてを詰め込んだ画集になっています。

    商業初画集、特装版、個展など、ファンの皆様にはたまらない情報が一度に解禁されましたが、5/12からの個展を皮切りに、ぜひ画集も隅々まで楽しんでいただけると幸いです。

    今後の情報はパイ コミックアートのSNSやHPで告知していく予定です。
    発売をお楽しみに!!!

    ▼通常版
    https://pie.co.jp/book/i/5387/

    ▼特装版
    https://pie.co.jp/book/i/5793/

    ▼個展
    https://art.parco.jp/museumtokyo/detail/?id=1206

    ▼詳細
    https://pie.co.jp/news/4871474/

     

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