『紙飛行機で空とぶ みずのいきもの』を子どもたちに体験してもらいました!
これから夏休みを迎えるお子さんにぴったりなペーパークラフトブック『紙飛行機で空とぶ みずのいきもの』が7月12日に発売となりました。
水の生き物が空を飛ぶ!?
本書では、イルカ・サメ・カエル・ペンギンなど、水族館で人気のいきものたち15種類の紙飛行機を作ることができます。完成品を飛ばしてみると、まるで空を泳いでいるようです!
紙飛行機に魅せられて
本書を手がけるのは、紙飛行機作家のアンドリュー・デュアーさん。子どもの頃、“紙飛行機の父”と呼ばれる二宮康明先生の本に出会って以来、紙飛行機に魅了され、現在もたくさんの作品を制作されています。
日本在住歴36年のデュアーさんは現在、岐阜県の東海学院大学図書館情報学教授と東海第一幼稚園園長を務めていらっしゃいます。
そこで今回、勤め先の東海第一幼稚園の園児のみなさんにご協力いただいて、『紙飛行機で空とぶ みずのいきもの』で遊んでもらいました!
東海第一幼稚園・さくら組さんの紙飛行機体験
協力してくれたのは、20名ほどのさくら組の年長さん。まず初めに紙飛行機を飛ばしてもらいました。
一列に並んで、先生の笛の音にあわせて飛ばしてみると……
最初はなかなか上手に飛ばせないようでしたが、何度も飛ばすうちに遠くに飛ばせる子もちらほらいました。
ちなみにアンドリューさん曰く、紙飛行機が空を飛ぶポイントは以下の3つにあるそうです。
(1) 揚力
※飛行機の翼によって生じ、機体を押し上げるように、上向きに働く力。浮揚力。
(2)バランス
(3)方向の安定
アンドリューさんは「飛ぶ飛ばないは自分の意思ではなく、空に伺う」とのこと(素敵な表現です)。
紙飛行機は、上手く風に乗るとまるで水の中を泳いでいるようでした。
みんなでイカを作ってみよう!
続いてさくら組の皆さんには、一番作るのが簡単なイカの紙飛行機作りに挑戦してもらいました。
最初「年長さんには難しいかな?」と心配でしたが、大人たちの助けを借りながら、見よう見まねで作っていました。
完成品はこちら!
完成後、早速飛ばしてみる子どもたちもいました。
※本当は糊が乾いてから飛ばすのがおすすめです!
作っている間は「むずかしい!」「できないよー」という声も聞こえましたが、最終的に全員完成することができました。
「自分の好きなように表現できて、失敗してもやり直せるのが紙の良いところ」とデュアーさんがおっしゃる通り、子どもたちは試行錯誤しながら自由に制作する様子が印象的で、上手に作ることよりも、とにかく楽しんで作ることが大切なんだなと思いました。
東海第一幼稚園・さくら組の皆さん、先生方、ご協力いただきありがとうございました!
折り紙で折る紙飛行機とは異なり、紙同士をしっかり貼り合わせて作るデュアーさんの紙飛行機は、手間がかかるぶん、お子さんはもちろん大人も夢中になって作れます。
ご家族で、お友達同士で、もちろんお一人でもチャレンジしてみてくださいね。