シキノメモリエ第18回:「鷹乃学習(たかすなわちわざをなす)」-夏の参-
今回は七十二候の小暑の最期の期間である「鷹乃学習(たかすなわちわざをなす)」からタイトルとイメージを頂きました。
全身が茶系色の印象の鷹を、個人的に夏っぽいと思っている配色で構成しています。
鷹乃学習(たかすなわちわざをなす)…七十二候のひとつ。二十四節気の小暑の末候。5月から6月にかけて孵化した鷹の幼鳥が、飛び方を覚えて巣立つ頃をいう。
Rough draft
大雑把なラフから、今回は線画優先でなく厚塗りの方法で徐々に形をまとめていきました。形をまとめるまでモノクロで描いて、グラデーションマップなどで全体の配色を決めてから足りない色を加筆、修正しています。線画を仕上げてから彩色をする時より、形の調整が比較的楽になる印象で重宝します。
(ホノジロトヲジ)
※このWEB連載の記載内容や告知は2016年〜2017年の公開当時のものです。現在と異なる表記もあります。ご了承ください。