シキノメモリエ第4回:「虹蔵不見(にじかくれてみえず)」-冬の壱-
今回は、七十二候のひとつ、小雪の初候からタイトルをいただきました。
冬が来る前にどんぐりを描いておきたくなり、いろんなどんぐりの形の飴があればいいなあという思いと、虹色に光る飴のささやかな輝きを画面に取り入れました。レトロな販促ポスターをイメージして、赤髪くんにちょっとだけ大人っぽい雰囲気になってもらいました。
・虹蔵不見(にじかくれてみえず)…七十二候のひとつ。日の光が弱まり、虹が見られなくなる初冬を指す。二十四節気で言うと、小雪(しょうせつ)の候の初め頃。
どんぐり、渋味を取りはらえばお羊羹にもできたりしますが、失敗するととても悲惨な味になります。
・Rough draft
前回同様イメージはかなり速く固まってくれました。使う色を限定して、虹色が際立つように出来ていれば御の字です。
(ホノジロトヲジ)
※このWEB連載の記載内容や告知は2016年〜2017年の公開当時のものです。現在と異なる表記もあります。ご了承ください。