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    #今月の本屋さん 奈良 蔦屋書店(奈良県奈良市)

    #今月の本屋さん 奈良 蔦屋書店(奈良県奈良市)

    今回も前回に引き続き、奈良の本屋さんを紹介します。今や全国に展開する漢字の「蔦屋書店」のひとつ、「奈良 蔦屋書店」さんです。人文書コンシェルジュの梅田 学さんにいろいろとお話を伺いました。

     

    奈良 蔦屋書店は2020年4月に開店。奈良県内最大の会議場「奈良コンベンションセンター」に隣接しています。様々な業種やテーマで会議が開かれ、会議に参加したお客様が立ち寄ることも多いそうです。

     

    入口をくぐると雑誌売り場の前にアート作品のPOP UPショップが。広い!

     

    奈良についてのフェア台。『奈良のトリセツ』を購入。

     

    奈良のおみやげもたくさん扱っています。奈良県外から来る方はもちろん、意外と奈良在住の方も知らない特産品が多いらしく、地元の方も購入していくとか。「ここにくれば奈良の全てに触れられる」ことをコンセプトにしていると梅田さん。

     

    奈良のお茶。あっPIEの『茶の本』が! こうして様々なおみやげの中に、象徴的な本が入り込んできます。

     

    とっても広い店内ですのでいろんな魅力的な棚があります。こちらは児童書の棚。

     

    「あっ、ぼくのえほんもあったよ」。きょうは『おむつのなか、みせてみせて』のねずみくんも連れてきていました。

     

    美しいクリスマスギフト向けの絵本棚です。こんなところに連れてきてもらったら、子どもでなくたってワクワクしますね。

     

    こちらは文具の棚。広い!!

     

    そしてなんとお庭が現れました・・・! 平城宮跡にある東院庭園に着想を得て作られた「奈良 蔦屋書店庭園」です。

     

    しばし庭を眺めながら休憩するのもおすすめです。

     

    こちらには名和晃平さんの作品が・・・!「Trans-Sacred Deer (g/p_cloud)」という作品名。奈良国立博物館に収蔵されている「春日神鹿舎利厨子」へのオマージュだそうです。

     

    こちらは菅野大門さんによる作品「#ことばの蔦」。万葉集をモチーフにしています。令和の「令」の文字が見えますね。「蔦」の文字もどこかに隠れているそうです。このように、店内には要所要所で奈良を感じさせてくれる作品がちりばめられています。

     

    最後に奈良国立博物館の図録コレクションの棚。 

    今回は奈良を感じさせる写真を中心にお見せしましたが、実は奈良の方は経済に対する関心が高く、ビジネス書もたくさん面陳され、よく売れているそうです。奈良県にお住まいの方は京都府や大阪府など県外への就業率が全国トップクラス。「奈良府民」という言葉もあるそうです。コンシェルジュの梅田さんは、奈良 蔦屋書店で奈良を多面的に深掘りすることで、奈良府民と奈良県民の経済圏をつなぐ役割を果たしたいとおっしゃっていました。

    奈良 蔦屋書店がオープンした2020年4月はコロナ禍による最初の緊急事態宣言が行われた直後で、人々のマインドは外出することに非常に慎重になっていた時期でしたので、大変だったことと思います。コロナ禍が過ぎ去ったわけではありませんが、小康状態にある今、ぜひみなさんに、古都の文化を満喫できるこの美しいお店に伺ってみて欲しいです。

    奈良 蔦屋書店HP:https://store.tsite.jp/nara/

     

    (書き手&撮影:PIE 三芳)

     

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