おとぎ古書店の幻想装画【第20回】ラプンツェル(グリム童話より)|夜汽車|PIE International

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〜あらすじ〜
むかし、子どものいない夫婦がいましたが、願いが叶って子どもを授かります。
妻は魔女の庭に生えているラプンツェルが食べたくなり、考えすぎて病気になる程でした。妻の体を心配した夫はラプンツェルを摘みに魔女の庭に忍び込みます。しかし、魔女に見つかってしまい「自由に摘んで良いが、生まれた子どもを自分に差し出すように」と言われてしまいます。その言葉通り、魔女は生まれた女の子を自分の家に連れて帰り、ラプンツェルと名付けて育てました。
ラプンツェルが12歳になると、魔女はラプンツェルを高い塔に閉じ込めて誰にも会わせないようにしました。魔女だけがラプンツェルの長くて美しい髪を塔の窓からおろしてもらい、それをつたって出入りしていました。
ある日、ラプンツェルの美しい歌声を聞いた王子様は、魔女が髪をつたって塔に入る様子を見て、自分も塔に入ろうと試みます。そして閉じ込められているラプンツェルと出会います。それから毎夜、ラプンツェルは塔の窓から髪をおろし、王子様と会うようになりました。
それに気づいた魔女は怒り、二度と王子様と会えないようにラプンツェルを塔から追放してしまいました。王子様はラプンツェルがいなくなったことに嘆き、塔から身を投げてしまい……

 

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~Rough draft~
装飾的な魔女とラプンツェルを描きました。ラプンツェルとは対照的な魔女の短い髪と衣装がお気に入りです。ラプンツェルのブローチは、魔女がコレクションしていそうだなと思う髪のブローチだったりします。

次回は7月12日更新予定です! 次回もお楽しみに!!