追悼　美術評論家 海野弘氏

美術評論家の海野弘さんが2023年4月5日に永眠されました。
2011年9月刊行の「おとぎ話の幻想挿絵」をはじめ、これまであまり焦点を当てられてこなかった作家や作品にスポットを当て、「もう一つの美術史」とも言えるような類のない数々のアートブックを刊行してくださいました。

 

海野弘さんが手がけたPIEの本
（※現在絶版となっている本もあります。ご了承ください。）

 

・2011年9月刊行「おとぎ話の幻想挿絵」

 

・2011年10月刊行「優美と幻想のイラストレーター ジョルジュ・バルビエ」

 

・2012年1月刊行「夢みる挿絵の黄金時代 フランスのファッション・イラスト」

 

・2012年4月刊行「野の花の本 ボタニカルアートと花のおとぎ話」

 

・2012年10月刊行「おとぎ話の古書案内」

 

・2012年12月刊行「ロシアの挿絵とおとぎ話の世界」

 

・2013年3月刊行「クラシカルで美しいパターンとデザイン ウィリアム・モリス」

 

・2013年9月刊行「ヨーロッパの図像 神話・伝説とおとぎ話」

 

・2013年11月刊行「ヨーロッパの装飾と文様」

 

・2013年12月刊行「世紀末の光と闇の魔術師 オーブリー・ビアズリー」

 

・2014年9月刊行「アイルランドの挿絵とステンドグラスの世界 ハリー・クラーク」

 

・2014年11月刊行「世界の雪景色」

 

・2014年12月刊行「チェコの挿絵とおとぎ話の世界」

 

・2015年4月刊行「ロシア・アヴァンギャルドのデザイン 未来を夢見るアート」

 

・2015年11月刊行「北欧の挿絵とおとぎ話の世界」

 

・2016年2月刊行「マティスの切り絵と挿絵の世界」

 

・2016年3月刊行「世界の美しい本」

 

・2016年8月刊行「アルフォンス・ミュシャの世界 ２つのおとぎの国への旅」

 

・2016年11月刊行「オリエンタル・ファンタジー アラビアン・ナイトのおとぎ話ときらめく装飾の世界」

 

・2017年4月刊行「ヨーロッパの幻想美術 世紀末デカダンスとファム・ファタール（宿命の女）たち」

 

・2017年8月刊行「ヨーロッパの図像 花の美術と物語」

 

・2017年10月刊行「ファンタジーとSF・スチームパンクの世界」

※2018 INDIE Award 芸術書部門 金賞

 

・2018年3月刊行「日本の装飾と文様」

 

・2018年7月刊行「グスタフ・クリムトの世界 女たちの黄金迷宮」

 

・2018年11月刊行「おとぎ話のモノクロームイラスト傑作選」

 

・2020年8月刊行「ロシア・バレエとモダン・アート 華麗なる「バレエ・リュス」と舞台芸術の世界」

※第54回造本装幀コンクール 審査員奨励賞

 

・2021年1月刊行「366日 風景画をめぐる旅」

 

・2021年2月刊行「ロンドンの誘惑 1970’s ロンドン・カルチャーの世界」

 

・2021年4月刊行「366日 物語のある絵画」

 

・2021年7月刊行「366日 絵のなかの部屋をめぐる旅」

 

・2021年11月刊行「366日 絵画でめぐるファッション史」

 

・2022年9月刊行「クィア・アートの世界 自由な性で描く美術史」

 

・2022年11月刊行「ウクライナに愛をこめて  ウクライナ美術への招待」

 

・2023年5月刊行「アジア・中東の装飾と文様」